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CoJのデッキをビルドしたい人

CoJPデッキ紹介 :盤面強度と必殺技【青緑魔導】

《海底の楽園》イベントには実は報酬カードがもう一つあるという都市伝説を聞いたので検証してきたら、あった

対面どころかTLにも気配の見えない《魔導の書》。デッキを作ってみたらこれが意外と面白い。構造的にはまだ足りないから、残念ながら強くて面白いデッキという紹介はできないのだけど、よかったら息抜きがてら遊んでみてください

CoJEの環境が固まるまでのお茶濁しとして、ちょっとお付き合いいただけたら幸い

 

 

【青緑魔導】

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アケ版【魔導】は元々青黄が主だったのだろうけど、《白夜刀のカンナ》がおらず、《カイム》亡き今(6/7/8→5/5/5)、このデッキの活路は【青緑】にある気がする。それくらいエラッタされた《給食係ピクシー》が偉い(能力に必要なコスト3→0。上昇量3000→2000)

 

コンセプトは、「味方を含むレベルコントロール」をしながら、「《冥王ハデス》でも《チェインフレイム》でも破られない盤面をつくり」、「手札かトリガーゾーンに溜めた《魔導の書》で」相手を一気に焼き切って点差で勝つ、というもの

手札を引くのにいちいち条件が必要なカードが多く、またなるべくデッキを回しながら《魔導の書》をとりに行きたい構造上、手札管理、デッキ把握、墓地把握に慣れていけるレベルアップデッキな側面もあって、この辺初心者の僕はまだ運ゲーかましてる

 

・マリガン基準

 

先行

《給食係ピクシー》+《魔導の書》or《カラスマドウ》

妥協、もしくは初手から《裁きのマーヤ》が飛んできそうなら《鼓舞の精ノーム》

 

後攻

《カラスマドウ》+2CPユニット(ピクシーorノームorクシナダヒメ)

妥協:《ヘカテー》+《マッドシスター》

 

《給食係ピクシー》は着地タイミングとして《封札の死壊石》を喰らわない先行1T目がベストです。ただしタコマーヤニーヘルは防げないのでそういう場合は《鼓舞の精ノーム》

後攻はなるべく早く《魔導の書》にアクセスできるよう《カラスマドウ》を置きつつ、展開できる2CPユニットを。妥協案としてレベルコントロールしながら盤面を補強するセット。ただ青いのでどれも貧弱

 

・まわし方

 

序盤の相手がまだ出そろわない段階で魔導士を並べて《魔導の書》から2,3点かっさらい、中盤の攻勢を盤面コントロールで捌いたのち、終盤も《魔導の書》連打から3,4点奪ってラウンド勝ち

 

特に中盤の盤面作りが醍醐味。それぞれ貧弱な魔導士ユニットは、一歩間違えたら即死という万人にオススメなゲーム性を提供してる

 

とにかくBP6000以上を複数作ることを意識するべきで、《給食係ピクシー》は一度効果を自分に使ったら残りは周りに配っていく方がいい。優先度的には上から、

焼かれたくない《鼓舞の精ノーム》

レベルコントロールをしやすくする《ヘカテー

一度のBPアップで6000を越える《クシナダヒメ》

二度できれば最強の壁となる《マッドシスター》

ブロックでOCを狙える《見習い魔導士リーナ》

って感じかな

レベル2以上は基本的にハデスで死ぬので強くしなくていいけれど、蠅ヒトデケアもしたいので6000はやっぱり意識しておきたいところ。幸いどの魔導士ユニットもレベル2状態で1給食BP6000には届きます

バクダルチェインとかレイニーベルゼとかが予想されるなら、BP8000を作っておくのも忘れずに

 

チェインケアでレベルをあげる場合、こちらも上から優先度を書くと

ドロー効果のもらえる《クシナダヒメ》

OC効果の狙える《見習い魔導士リーナ》

割と焼かれやすい《マッドシスター》

その他の有象無象

(特に二体目の)《給食係ピクシー》

大事にしたい重めな《ヘカテー

ハデスを牽制したい《鼓舞の精ノーム》

下側半分はなるべくレベル2にしたくないユニットだけど、優先して残したいユニットでもあるので、ピクシーの配給が間に合わない時は、チェインで焼かれるよりかレベル2にしていいと思う。そのへん判断の分かれるところ

 

中盤捌きながら《魔導の書》をサルベージする《神託の天草》や、手札を増やす《冥姫ニュクス》を着地させるのも忘れてはいけない動きで、リソースを盤面に置いておくのはシャドウバースにかつて存在していた【秘術コントロール】デッキのようで楽しいのでそういうのが好きな人はぜひ

 

終盤は《神託の天草》や《カラスマドウ》を使って集めた《魔導の書》をぶっぱなす、一番気持ちいいところ。トリガーとインターセプトは少な目にしてあるので、《魔導の書》を探しながらジョインジョインORしてるだけでもけっこう楽しい。このときにデッキの管理が正しくできていると勝率があがっていく、気がする

 

 

・構成カード

 

《給食係ピクシー》

先行1T目におけるBP6000

つまり絶対にレベル1でおける《チェインフレイム》で死なない壁。これってたぶん実はすげーことで、ほかにこの条件をクリアするカードは1,2CPだと《ゴーレム》と《サイクロプス》しかいない。3コストだと6000はうじゃうじゃいるんだけど、無理な軽減がいらず、他の自ユニットにも効果を使えて、種族も魔導士というのが偉い

 

《カラスマドウ》

インターセプト持ってくる壁兼レベルコントロール補佐要員

《ロキ》よりも明確にいいところはその低CP。展開して余ったコストで出していけるのが並べたいこのデッキとよくかみ合う。軽減すれば0コストだから、進化の土台とか、《蝿魔王ベルゼブブ》を出されたらオワな盤面を強固にする運用も丸。チャンプブロックはもちろん、相手にレベル1が並んでいるところにアタックすれば、点をとられるか、他のレベル参照ユニットに活躍されやすくなるかという二択を迫れる

 

ヘカテー

レベルコントロールする女

青緑系に対しては相手のレベルをあげることで《デスクラウン》や《実習生リーナ》につないだり、《マッドシスター》が活躍しやすい盤面を作る。逆に赤系にはこちらのレベルを操作して、《チェインフレイム》を避けつつ、《給食係ピクシー》と合わせて基本BPを上昇させる。赤青に対してこちらにレベル1,2が入り混じった盤面を作るのも楽しい。《クシナダヒメ》に使えばドローができるし、稀に《見習い魔導士リーナ》のOCを発動させることもあり、と用法色々

 

《デスクラウン》

レベル2以上選択破壊マン

なぜ《冥王ハデス》でないのかというと、進化の土台を必要としない魔導士だから。とにかく《冥姫ニュクス》が着地するまで手札の切れやすいデッキなので、軽減はなるべくしたくないのもあってこちら。例えば【OC海洋】に対して、レベル3ヒトデを破壊しながら《魔導の書》発動で取り巻き焼却、という機会も多く、低BPが並びやすい環境はこっちのほうが強いと思う

 

《冥姫ニュクス》

手札補充要員兼壁

彼女が出せるあたりに大体《冥札再臨》も使用可能になっていて、先に彼女を出してから《冥札再臨》を使えば《魔導の書》を引いてくる可能性をあげられる。中盤カラカラになる手札が彼女一人で潤うのがすごい。1CPユニットを引いて来れば展開も容易だし、レベル1でBP6000あるのも丸。手札に1枚あればいいので軽減にも挿しやすい

 

《マッドシスター》

最強の1CPユニット

レベル2ユニットに対して戦闘すれば無条件破壊。戦闘破壊ではないのでこちらのレベルが上がらないというのも地味に素晴らしい点。彼女が立っているだけで緑は止まる。《鬼神・スサノオ》にも《封札の死壊石》を一回使えばOK。その他デッキにも優秀な牽制になるし、《魔導の書》のための頭数にもなれると万能

 

クシナダヒメ》

ドローソース兼死壊石確認要員

彼女に死壊石を使うと1ドローさせてしまう、ということで相手の死壊石を踏みとどまらせることが出来る気がする。トリガーを透かすのに便利。本来の役割のカウンター・クロックとしても、《マッドシスター》などと組み合わせれば盤面が強固になって良い

 

《実習生リーナ》

レベル3以上選択破壊ウーマン

OCとかスサノオとかにめちゃくちゃにされた盤面をなんとか取り返したいときに。攻め込むときや膠着状態に使う《デスクラウン》と違い、劣勢から並べ返したいときに有効で、つまりけっこう強いカードなのかもしれない。でも間に合ってない感もある

 

《神託の天草》

回収リソース兼スピードムーブ

CIPも常時能力もないBP5000は地味に使い方が難しい。基本的に序盤の《魔導の書》を使って2,3点とるところで出しておくのが一番活用できると思う。中盤余ったコストで出しておく、という用法も後のためには必要で、コストを余らせるために盤面をなるべく早く作るのもまた大切

 

《鼓舞の精ノーム》

盤面強化要員

墓地回収できるウンディーネではなくてノームなのは第一にデッキをぱっと見たキレイさをとったから。実際相手のアタックを抑制できるのはこっちで、点差を大事にしたいデッキとも噛みあってると思う。盤面強度も彼女がいるとけっこう違う

 

《人の業》

《戦神・毘沙門》対策

に入れてるものの正直あんまり見ない。白伏せになるので、がんばれば《魔導の書》と誤認されて相手の《ダークマター》を無駄うちさせられる、かもしれない

 

《封札の死壊石》

おもな標的は今ヒトデとバクダン。《ダークマター》されたら意味がないので、《神の杯》もありっちゃありだけど、手札が増えたり、《鬼神・スサノオ》の被害を減らしたり、基本このデッキだと詰みがちな《ロキ》のBPを下げたりと小回りの利くこちら。個人的にも「お前の攻撃絶対利かないバリアー」より「弱点もありますビーム」の方が好き

 

《ファントム》

おもな標的は《ロキ》。《封札の死壊石》と若干被っているけれど、わざわざあちらを2枚にしているのは、《カラスマドウ》から《魔導の書》を持ってくる確率をあげるため。けしてDOB調整ではない

 

 

 不思議なことにDOBもぴったりAな魔導デッキ

基本的に受け側なので、ゲームの性質上難しいけど、相手の行動予測とか、次手への期待値とか、色々学べることは多そうな気配

なによりも、《魔導の書》は妨害されにくい、とても気持ちい必殺技

【海洋OC】が強い今だからこそ、まったく違ったタイプのデッキはいかがでしょうか

 

 

JEの環境が固まったとは言えずに久しいこの頃、次回はアケ版のデッキを紹介する予定

2.1EXで追加された例の種族専用カードをふんだんに使って料理します

乞うご期待